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『名探偵コナン 異次元の狙撃手』(めいたんていコナン いじげんのスナイパー)は2014年4月19日に公開された日本のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの18作目にあたる。上映時間は110分。興行収入は41億1,000万円〔〔。 『名探偵コナン』の連載20周年記念作品となる。 第38回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品。 == 概要 == === 沿革 === 劇場版シリーズ第18作。監督を前作『絶海の探偵』と同じく静野孔文、脚本を『11人目のストライカー』から2年ぶりに古内一成が担当する。 物語は、高さ635メートルの「東都ベルツリータワー〔作中ではベルツリータワー、ベルツリーなどとも呼ばれる。公式パンフレットでは、モデルは東京スカイツリーである。劇場版シリーズ第14作『天空の難破船』にも「ベルツリータワー」という名の建物は登場しているが、そのベルツリータワーは大阪にあるという設定になっていて、外観も異なる。また、第15作『沈黙の15分』では「東京へ遊びにきたらどこでも案内しますよ」という問いに「じゃあ、スカイツリーに」と答えるシーンがある。高いところは苦手という会話からこのベルツリータワーと同一のものと考えられる。〕」で発生した狙撃事件に、アメリカ海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」が絡んで来るという内容である。また、テレビシリーズからFBIメンバーのジョディ・スターリング、ジェイムズ・ブラック〔ジョディとジェイムズは、『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』にも登場している。なお、ジェイムズの声を担当していた家弓家正が2014年9月30日に死去したため、家弓が演じるジェイムズが登場する映画はこの2作のみである。〕、沖矢昴、世良真純、赤井秀一〔ただし、ほぼ回想のみ。〕、アンドレ・キャメルらが初登場することが発表された。また、置鮎龍太郎が綾小路文麿と沖矢昴の2役を演じ分けるとともに、綾小路が2年連続で登場するのは本作が初となる。 原作者の青山剛昌は、公開直前のインタビューで「原作でまだ出していないネタも出して、ネタばらししている部分もあります」と発言している〔「世良が蘭に言った台詞と沖矢の描写が、原作(さらにはテレビアニメ)本編の今後の伏線を描いている」と青山自らが公言している。〕。 2003年の劇場版シリーズ第7作『迷宮の十字路』以来、一部の作品を除き10年以上にわたって音響監督を務めてきた浦上靖夫が同年12月に逝去したため、本作は浦上が音響監督を担当した最後の作品になった。 本作の公開と同日に放送されたテレビアニメ『名探偵コナン』の第735話「暗号付きの招待状」は本作のプレストーリーになっており、ベルツリータワーも登場する。また、これまでテレビアニメ化が唯一見送られてきた原作エピソードのFILE.594「逃亡者」が、本作の公開を記念して「逃亡者・毛利小五郎」のサブタイトルでNOTTVにて初アニメ化された。 近年のシリーズ同様、本作も小説版が小学館のジュニア文庫(小学館ジュニアシネマ文庫)から2014年4月17日に発売されており、小説版の作中では阿笠博士と灰原哀が劇場版シリーズ第15作『沈黙の15分』での出来事について言及している。また、世良が江戸川コナンから電話を受けるシーンでは領域外の妹と思われる人物が布団に包まっているが、本作の公開時点ではまだテレビシリーズに登場していない。また、作中のとある看板に神海島という文字があるが、この島は第11作『紺碧の棺』の舞台となった架空の島である。 オープニングは博士のアイテムや灰原の紹介などは省略されており、劇場版初登場キャラクター(FBI、世良、赤井、沖矢)の紹介にとどまっている。 本作のダジャレクイズは『沈黙の15分』と同じく、博士だけでなく灰原も出題している。 予告編に登場した赤井の台詞「そんな顔をするな…命に代えても守ってやる…」は、テレビアニメ第675話「1ミリも許さない(前編)」の台詞を流用したものであり、本編には登場しない。 2013年12月7日に公開されたルパン三世とのクロスオーバー作品『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』の本編上映終了後、ルパン一味とのコラボレーションによる本作の特報が上映された。 2014年2月2日にはTBS系列局である中国放送の特別番組『世界が知りたいニッポンの技〜美と食の匠たち…ひろしま篇』〔同作ではナレーターを担当し、『コナン』本編では鈴木次郎吉を演じていた永井一郎の事実上の遺作となった番組でもある。〕で、本作の背景を担当した石垣プロダクションを俳優の谷原章介が訪ねた際、背景技術の紹介と共に本作が紹介された。また、同年2月6日には俳優の福士蒼汰とお笑いタレントのパトリック・ハーランが英語によるアフレコで出演することも発表された。 2014年3月7日には前作『絶海の探偵』にゲスト出演していた柴咲コウが本作の主題歌を担当することが発表され〔、同年3月17日には福士とハーランの公開アフレコが行われた。柴咲は2009年公開の『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』以来5年ぶりにアニメ主題歌を、福士はケビン・ヨシノ役を、ハーランはジャック・ウォルツ役を担当した。 2014年3月19日には野球評論・解説者の赤星憲広が友情出演することが発表された。担当するキャラクター、赤星刑事は赤星に似せてデザインされた。 2014年3月31日には完成披露試写会が行われ、主要声優陣、柴咲、福士、ハーランが登壇した。 劇場版シリーズの定番となっているエンディング後の次回作の予告が今作でも放映された。ひまわりを背景に、次回作の製作および公開が決定したと言う旨の字幕による予告が流れた。のちに次回作はゴッホの『ひまわり』を題材とした『業火の向日葵』であると発表された。 2016年に開催された歴代映画19作品の人気投票で、今作は6位を獲得した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵コナン 異次元の狙撃手」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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